～Compassion～
田中　眞由美です🌺

 

今日もプライベート投稿です​​​​​​​

今日は大学4年の娘の最後の学祭へ行きました。
4年目にして、最初で最後の参観でした

入学前から決めていた「手話サークル」

みんな楽しそうに歌っていました
「誰かの助けになりたい」という想いで覚えた手話。
そんな優しい想いが伝わってきます。

 

娘は福祉系の大学に通っています。

 

娘は小学4年生の冬休みに「右大腿骨骨肉腫」という病気が見つかりました。

即入院と言われ・・・

お正月は病院が休みということで、自宅で年を越すも、年明けすぐに病院へ戻り
以後、1年半近くの入院生活が始まりました。

 

治療や手術の後遺症などで、「右下肢機能全廃」などの障害が残り
6年生の5月から「特別支援学校」へ転校。

 

それまで、精神的にも肉体的にも本当に色んなことがありましたが、
娘は病院が大好きになっていて、「看護師さんになりたい！」という夢を持ちました。

高校生になり、看護学校を選ぶため、見学に行った先で
「肉体的に看護師の仕事は無理」と言われ
ずっと描いていた「看護師になる」という夢が断たれました。

 

 

それでも、自分の様な体験をした人たちの役に立ちたいとの想いから
娘なりに「できること」を探し続けた結果、この大学を選びました。

娘が楽しそうに手話で歌っている姿を見て
今日までの23年間を思い出し、胸が熱くなりました。

小学生の頃はダンスや歌が大好きで、
テニスも習い、一輪車が得意で…
動き回ることが大好きな、誰よりも活発な女の子でした。

大好きなことの全てが出来なくなった日々の中で
「出来ることを見つける」ことがとても上手になりました​​​​​​​

卒業式には大泣きしそうです